Koichitani Ukulele Tenor All Koa

滋賀県大津市に工房を構える古市谷芳弘氏が製作するKoichitani Ukulele。
国内外のハワイアンミュージシャン達に愛され、使用するミュージシャンも多いです。
ウクレレマガジンなど雑誌にも多く取り上げられてきましたが、製作本数は多くないため一般にはなかなか見ることは出来ないウクレレです。

本楽器は大阪サウンドメッセと東京ハンドクラフトギターフェスで展示するために製作されたショーモデルです。テナーサイズで、ボディにはグレードの高いハワイアンコアが使われています。このコアは、古市谷氏が、ハワイ島の伝説的ウクレレルシアー、デビット”カヴィカ”バード氏のもとを訪れた際、彼から譲り受けた材料で、十分にシーズニングされた状態もさることながら、エキゾチックな木目も素晴らしい材料です。

　塗装にはシェラック（フレンチポリッシュ）が使われています。シェラックは楽器の塗装に古くから使われている方法ですが、大変に手間かかるため、現在では手工バイオリンやクラシックギターなど高級楽器にのみ使われています。木が呼吸出来るため大変音が良くなると言われています。このことからも、手間を惜しまず時間をかけて、製作されていることがわかります。

フラダンサーをモチーフとしたヘッドロゴと、ホヌのデザインのポジションマークはマザーオブパールで入れられており、美しく魅力的です。ロゼッタはアバロンパールですが、ハイリーカラフルと呼ばれる青い輝きが強いものが入れられており、非常に上品な輝きがあります。
サイドにモニターサウンドホールが開けられており、演奏者に音が聞こえやすい構造になっています。

ハワイアンに合う軽やかな音色ながら、甘く切ないような存在感のある太い単音も魅力です。動画をご覧ください。

サイズ：テナー
トップ：ハワイアンカーリーコア
サイド／バック：ハワイアンカーリーコア
ネック：ホンジュラスマホガニー
指板：ホンジュラスローズ（R指板）
ブリッジ：ローズウッド
ペグ：Gotoh UPT
ロゼッタ：アバロン
バインディング：ハワイアンホワイトカーリーコア
ナット幅：36mm
スケール：430mm
塗装仕上げ：フレンチポリッシュ

販売価格¥300,000（税別）
セミハードケース付き